マウスピース矯正

薄くて透明なマウスピースを使った矯正は、目立たない、取り外せて衛生的な矯正方法です。

マウスピース矯正について

  • 当院のマウスピース矯正の5つの特徴
  • 予防に特化した矯正方法
  • マウスピース矯正で歯が動くしくみ

当院のマウスピース矯正の5つの特徴

取り外し可能なマウスピースを、一定時間継続して装着する矯正治療です。少しずつ歯の位置を変えたマウスピース(ソフト・ハード)を2週間ごとに替えながら使うことで、きれいな歯並びにしていきます。

ワイヤーを使った矯正治療に比べ、マウスピースは透明なので付けている間も目立たず、痛みを感じることもほとんどありません。

5つの特徴

(1)マウスピースを取り外せる

従来の矯正治療では、矯正装置を装着しながら歯みがきするのが難しく、虫歯や歯周病になりやすいことが難点でしたが、マウスピース矯正はマウスピースを取り外しできるため、歯みがきはもちろん食事も普段どおりにできます。

寝ている時間を含めて、1日に20時間程度マウスピースを装着するだけなので、矯正治療をすること自体が難しかった接客業などの方や、虫歯治療中・ホワイトニング中などの理由で矯正をあきらめていた方も無理なく治療できます。

(2)マウスピースは透明で薄く、目立ちにくい

透明で厚みのないプラスチック素材でできたマウスピースを使用します。 多くの方が想像するマウスピースとは違い、厚さが0.3mm(ソフト)もしくは0.5mm(ハード)と薄く作られているので、喋るときに違和感が感じにくくなっています。

(3)矯正中の痛みが少ない

従来のワイヤー矯正や矯正装置を長時間必要とするものは、歯に圧力をかけますので痛みを伴う場合もあります。また、ワイヤー矯正など、器具を口腔内に取り付ける場合は、口腔内を傷つけやすくなります。当院のマウスピース矯正治療は、器具等で口腔内を傷つけることもないため、痛みやストレスがほとんどありません。

(4)院内でマウスピースを制作

当院では、院内でマウスピースを制作しております。マウスピースが出来上がった際の微調整や、メンテナンスなどすべてを院内で行うことでより早くマウスピースをお渡しすることができます。また、外部の技工所に模型を送り制作・調整するよりも費用を抑えてマウスピースを作ることができます。

(5)治療回数・期間は必要な分だけ

当院では、矯正治療前に光学3Dスキャナーを使って、口腔内を精密に測定します。シミュレーションで矯正後の歯並びを確認して頂いてから、矯正を開始します。個人差はありますが、基本的には10~18ステップで行います。

予防に特化した矯正方法

歯並びが悪いと歯磨きをする時にブラシが歯と歯の間に届きにくく、虫歯や歯周病の原因のプラーク(歯垢)を完全に取り除くことが難しいです。矯正で歯並びを整えると、結果的に虫歯や歯周病を予防できます。

歯並びを綺麗にする方法には「マウスピース矯正」の他にも「ワイヤー矯正」という方法があります。ワイヤー矯正は難しい症例にも対応できる矯正方法です。しかし、歯にワイヤーとブラケットと呼ばれる器具を接着したままにするため、どうしても磨き残しが多くなりがちです。そのため矯正期間中に初期虫歯になってしまいやすい矯正方法です。

その点、マウスピース矯正であればご自身で取り外しができますので、歯磨きをしっかりと行うことができ、矯正治療中の虫歯のリスクが低い矯正治療といえます。

マウスピース矯正で歯が動くしくみ

歯の表面に出ている部分を歯冠といい、歯茎に隠れている部分を歯根といいます。歯を支えるために骨があって、歯根と骨の間には薄い膜(歯根膜)があります。

歯に外から圧力が加わり続けると、力が加えられている側の歯根膜は圧迫されて厚さが縮まり、逆側では引っ張られて伸びます。圧迫された側の歯根膜には骨を溶かす細胞が出現し、そこにスペースをつくります。

歯はできたスペースに向かって徐々に移動していき、歯が移動した後には徐々に新しい骨がつくられてすき間を埋めます。このしくみが繰り返されて歯が動いています。

歯根膜は常に一定の厚さを保とうとする性質があります。矯正治療はその性質を利用して歯を動かしています。 安全に歯を動かすためには、1㎜動かすのに約1か月かかります。

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